作品は防御力が大事

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現在、『逃げ上手の若君』のアニメが放送されています。

ネット上では主人公の艶っぽい表情が話題になって一部の人たちの間で大ブレイク中です。

この『逃げ上手の若君』の作者である松井優征さんは、ヒット作を連発する人気漫画家です。

魔人探偵脳噛ネウロ』『暗殺教室』は私も大好きな作品です。

防御力を上げる作品作り

松井優征さんは、天性の才能で面白い漫画を描くタイプではなく、計算づくめでヒット作を連発している理論派だそうです。

以下は、ジャンプの漫画学校で講演されていた内容です。

面白いので読んでない人は一読をお勧めします。

読むとわかるように、漫画の面白さの公式を「読者の脳が得るメリット」から「読者が支払うコスト」を引いた値と定義しています。

そして、読者が払うコスト「読者コスト」を削減することを防御力と呼んでます。

この防御力が高まると、安定した人気を獲得することができます。

全てのコンテンツ作品に言えること

防御力を高める(読者コストを削減する)重要性は、何も漫画の話だけでなく、ユーザーの時間を奪う全てのコンテンツに言えることだと思いました。

ゲーム、アニメ、漫画、小説、Youtubeなど、これらのコンテンツは形式は違えど、人間の余暇を奪い合うライバル的な関係にあります。

となれば、防御力を高めることは、漫画に限らず全てのコンテンツで最重要ポイントだと認識した方が良さそうです。

個人開発にも防御力を高める工夫

さらに言えば、個人開発でも防御力を高める意識は重要だと思います。

例えば、ツール系のスマホアプリなら「このアプリは結局何ができるの?」とユーザーに思われないようにすることが大切です。

日記アプリなら「〇〇日記」というタイトルにしたり、単一機能だけのシンプルなアプリにすることでユーザーからアプリの目的を一瞬で認知できるように工夫する必要があるでしょう。

しかも私の最近の個人開発は、ゲーム開発、漫画、小説などエンタメ分野に舵を切っているので、より防御力を高める(読者コストを削減する)意識を持って開発する必要があるはずです。

終わり。

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