いやー、本当に最近の夏は暑いですね…。
日中に出歩いたら暑さで体力が一気になくなります。
あまりに暑いから、サザンオールスターズも夏フェスを引退するってニュースで見ました。
サザンといえば夏!海!って感じで、衝撃でした。
っていうか、夏フェスとかもう夏にやるもんじゃないですよね。
開き直って、もう秋の虫が泣く頃にやるのはどうでしょうか。
地球温暖化は本当か嘘かはどっちでも良いけど
研究者の中には地球温暖化は起きてない。という人がいたり、人間が輩出するCO2は関係ないって言う人もいます。
でもそんなのどっちでも良くて、実際に最近暑いんだから、その暑さの原因だと思う要素は排除できるなら排除したほうが良いよねって思います。
例え話ですが、家の中に蟻がいて、連日キッチン現れているとします。その場合、キッチンの近くの壁に小さな隙間があったなら、そこから蟻が入ってくるかわからなくても普通はとりあえず塞ぎますよね?原因が違うかもしれないけど怪しいなら対応する。それと同じです。
地球は一個しかないから、対策しないで手遅れになるくらいなら合ってようがなかろうが対策するのが良いってことですね。
二酸化炭素を地中に埋める
それで、どうやって二酸化炭素を減らすのかなって調べてたんですが、発想が厨二病みたいな技術があって笑ってしまいました。
なんと、大気中の空気を吸い込みまくって、そこに含まれる二酸化炭素を地中に埋めたり分離するのです。
DAC技術と言うらしいです。
「空気中に二酸化炭素が沢山あるなら、それを直接回収すれば良いじゃん」ってすごい純粋な子供が考えそうな発想じゃないですか?
私はこの技術の話を聞いた時に「なんかいい意味でアホみたいな発想だな」と感心したのです。
技術的なことは専門でないので上手くいくのかわからないですが、力技の極みみたいな技術が成功したら面白いと思います。
実は地球温暖化対策は石油会社がリーディングカンパニー
あと、調べていて面白いと思ったのは、地球温暖化対策で一番進んでいる・儲かりそうな会社が石油会社やエネルギー会社だと言うことです。
CO2を出す元になる石油を掘る会社なのですから、一見すると逆風に思えますよね。
普通に考えたら、石油の使用量を減らしてCO2の削減をしようとしているので売り上げは減るわけですから。
ですが、実は石油会社は、先ほどのDAC技術のような、二酸化炭素を回収する技術の研究・開発が進んでおり、その技術で儲けることができるかもしれないようです。
バフェットさんと石油会社のオキシデンタル
ウォーレンバフェットと言う投資の神様と呼ばれるお爺ちゃんが、最近「オキシデンタル・ペトロリアム」と言う米国の石油会社の株を沢山買っています。
記事にあるように専門家の間でも、なんでこの石油会社をバフェットさんは買っているのか?と言う理由が良くわかっていないそうです。
石油の価格が将来上昇するので、それを販売する石油の会社が有望だと思っているなら話が早いのですが、彼はシェブロンという他の石油会社の株は売っています。
ですから、何か他の狙いがありそうです。
そこで、先ほどのDAC技術の話になるわけです。
実は、オキシデンタル・ペトロリアムはDAC技術のリーディングカンパニーなのです。
なんと、オキシデンタルは、様々な大企業にCO2排出枠を売ることができるのです。
しかも驚いたのが、彼ら、自分達が石油を掘った穴に回収した二酸化炭素を埋めることができるらしく、石油を掘るついでに二酸化炭素を埋められるので、まさに1石二鳥なのです。
そうなると、この会社はかなり美味しいポジションにいることがわかります。
1.もし石油の価格が上がれば、そのまま儲かる
2.もしCO2削減のために石油の需要が減っても、DAC回収で儲けることができる。
つまり、どっちに転んでも儲かる会社なのです。
このカラクリがわかって、これは凄いなぁ会社だなぁと感心しました。
ちなみに、日本でも色んな企業がこのDAC技術の研究をしており、ENEOSとかは有望なようですね。
実はAI銘柄でもある?
さらに、今後生成AIが普及していけば、間違いなく電力需要・データセンター需要は上がります。その時に、データセンターが輩出するCO2は今後ますます増加するわけで、ビッグテックはそのCO2の排出権をDAC技術のある会社から買うはずです。
ですから、実はオキシデンタル・ペトロリアムは、AI関連銘柄とも言えるかもしれません。
まとめ
地球温暖化の話からなんかだいぶ逸れちゃいましたが、とにかく早く暑いけど気持ちいいくらいの夏に戻って欲しいと思います。
終わり。