高負荷長時間労働の未来

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こんにちは、個人開発で生成AIの恩恵を受けまくっている者です。

どのくらい恩恵を受けているかというと、今まで5時間かかった作業が、生成AIと一緒にやると1時間程度で出来ます。(午前中に終わればいいやって思ってた作業が1時間で終わっちゃう)

と言うことは、生成AIによって仕事の効率が5倍上がったと言えます。

私はそこまで生成AIを使いこなせていないので、人によっては10倍、20倍効率が上がっているんではないでしょうか。

実際、Googleなどのビックテックではかなり人員整理が進んでいるそうです。

Googleなど米IT、1月1万人削減 組織スリム化でAI集中 - 日本経済新聞
米国中心にIT(情報技術)業界の大量解雇が続いている。グーグルが1000人を減らすなど、1月の人員削減は米で1万人を超えた。新型コロナウイルス下で採用して余剰になった人員を削り、人工知能(AI)など成長分野で投資を増やす。2年連続で訪れた解雇の波に社員の不満も大きい。テック株が上昇する陰で方針転換の痛みが表面化している...

ビッグテックに勤めるエンジニアなんてマジで賢いので、一人で何十人分の仕事が出来ちゃうんでしょうね。

それで、これの何が凄いかというと、生成AIによる仕事の効率化はまだ序盤だということです。

前の記事でも書きましたが、生成AIは現在は過度に期待されている時期であり、私のようなソフトウェアだけで完結する仕事の人以外にはまだ恩恵が受けにくい状況だからです。

ただ、ここからAIはパソコンやスマホ端末、自動車、さらにロボット(人型のロボット含む)に掲載されるようになり、多くの人の仕事を効率化させるでしょう。

このような未来に何が起きるかというと「高負荷、長時間労働の時代が来る」と思います。

1時間が10時間に

昔の日本のサラリーマンは、労働時間こそ長かったものの「仕事の濃度」は薄かったです。営業に出ればもう連絡がつかないから行動量は限定されていましたし、事務はエクセルがないので手書きで電卓そろばんでした。

おそらく、昔の人が10時間かけていた仕事が、現代のサラリーマンは1時間でこなしているような状態です。

失礼な言い方ですが、現代人の基準から言えば、昔は「低負荷、長時間労働」です。

現代は、昔よりは長時間労働は禁止されたりして減っています。仕事の濃度は濃いので、

高負荷、平準労働」と言ったところでしょうか?

効率化されるのになんで長時間労働?

私の予想では、将来は、仕事はより高負荷で濃密な物になり、さらに自由裁量の長時間労働者が増えると思います。

それはなぜか?生成AIによって、仕事が出来る人間に仕事がより集中されるためです。

生成AIをうまく活用できない人間の1時間と、生成AIをうまく活用して仕事ができる人間の1時間の価値が全然違ってしまうので、AIを活用して仕事を効率化できる人にどんどん仕事が集まってしまいます。

つまり、将来、あまりにも仕事が効率化されるせいで、仕事ができる人間の1時間の価値と負荷が上昇しすぎてしまうのです。

そのため、優秀な人間の一人あたりの労働時間は長くなります。

それが、高負荷長時間労働の時代です。

そんな将来に頭脳労働で全力で働ける人がどれだけいるのだろうか?と思います。自分はおそらく無理ですね笑

現代でもすでにかなりしんどいのですが、将来は頭脳労働を長時間できる人がもっと少ないと思います。

会話レベル→思考レベル

将来、仕事はどのくらいの速さになるのかな?ということですが、コーディングに関しては、おそらく数年後くらいで会話レベルのスピードになると思います。

AIと人間が会話して、どんどん開発が進んでいくみたいな感じになるんではないでしょうか。

開発者「このボタンを押したら、数字を加える関数を実装して」

AI「出来ました。」

開発者「おー、動いているね。このままだと2回間違えて押しちゃうかもだからそれ防げる?」

AI「修正しました。」

みたいな感じです。

それで、数十年後は思考したら実装されるみたいになるんでしょうか。

開発者「…(思考する)」

AI「ズバズバズバ(コードが書かれる)」

みたいな笑

どれだけ働かせるんでしょうか、嫌ですね笑

健康な頭脳と体力

ということで、将来は、高負荷長時間労働の時代が来ると思うという話でした。

そのような未来では、体力が相当大事になると思います。だって、ライバルより1時間長く働けるだけで、10~100倍はリードできるんですから。

また、頭の良さに加え、AIをどれだけうまく、長い時間活用できるかが大事になりそうです。

終わり。

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