生成AIを使って1P漫画を描いてみた

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生成AIを使って漫画って作れないのかな?と思ってチャレンジした話です。

まだ生成AIができる範囲は少ない

結論から言うと、AIでプロレベルの漫画を作るのはまだ難しいようです。

以下はプロの漫画家さんがAIを活用した漫画制作の現状を語ってくれています。

漫画家の肝である「ネーム」は、生成AIはほぼ役に立たないようです。

さらに、狙ったアングルが作れなかったり、同一キャラが作れない、細かいところが変など、まだ漫画で要求されるレベルをクリアできていません。

ただ、動画でも言ってましたが、「1P漫画(1ページだけの漫画)なら作れそう。」とのことでしたので、自分でも作ってみました。

実際に1P漫画を作ってみた

以下が実際に作った1P漫画です。

個人開発あるある漫画『見知らぬコード』

上記の作り方はこんな感じです。

  • ChatGPTでヒロインと背景(パソコン)を生成してもらう
  • ヒロインの表情をいじるために、Akuma.aiを利用して表情を調整する
  • Canvaを使ってコマ割りとセリフを配置する

作成時間は3時間かからないくらいでした。結構寄り道したり、Canvaと言う漫画を作るには適切でないサービスを使っての時間なので、慣れればもっと早くできそうです。

自分が思っていたより結構良い感じに作れたので、ポテンシャルを感じました。

AIで漫画を作れるようになるのか

韓国のWebToon(縦読み漫画)では、過酷な労働環境を改善するために、すでに生成AIをかなり活用しているようです。

【ちょい事情通の記者】LionRocket、ウェブトゥーン業界にAIが必要な理由KORIT
【ちょい事情通の記者】LionRocket、ウェブトゥーン業界にAIが必要な理由KORIT

漫画業界では慢性的な人材不足に悩まされており、生成AIに対するニーズは相当大きいようですから、AIによる漫画制作の技術がどんどん発展する可能性が高そうです。

実際に作ってみたら普通に面白かったので、今後も生成AIを活用した漫画作りを研究したいと思います。

終わり。

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