AI時代の覇者は誰になる?
私はもうAIがないと不便で大変なくらいAIに頼っているんですが、多くの人はまだ全然AIの恩恵を受けていません。
現在のAIは、インターネットでいうと基盤が普及しはじめた段階で、爆発的な成長をする前夜だと思っています。現在は期待感が先行していますが、それでも十年後にはインターネット並みに社会に普及をしているでしょう。
インターネット時代には、グーグル、アマゾン、アップルのような覇者が誕生しましたが、これはアプリケーションレイヤーです。
AIはまだ「これだ!」というアプリケーションレイヤーが誕生しておらず、今後、インターネット時代と同じように覇者が登場するはずです。
それがどんな形で登場するのかわかりませんが、今私が妄想していることを書いてみます。
AI専用デバイスが登場する
インターネット時代は、PCとスマートフォンが登場したおかげで一般層に普及し、結果、インターネットが爆発的に成長しました。
同じように、AIが力を発揮するには、AIに最適な形のデバイスが登場する必要があると思っています。
今も音声で動かすようなデバイスが作られたりしていますね。
私は、AIの力を発揮させられるデバイスに今現在一番近いのは、メガネだと思っています。
メガネって、よく考えると凄く優れたAIツールになりえます。
レンズはディスプレイになりますし、フレームはスピーカーとマイクになります。レンズの横にカメラをつければ、目で見ている映像を撮ったり録画もできます。
そのようなスマートメガネを作っているのが、Metaとレイバンの親会社のエシロールルックスオティカが開発している「Ray-Ban Meta」です。
現在は、まだまだ使える機能は多くありませんが、AIの可能性を感じさせます。
Metaは、AI技術をオープンソースで公表したり、サイズの軽量化に力を入れている印象で、デバイス上だけで完結するエッジAI分野に力を入れている印象です。
今現在、有名な会社の中で、一番AIの覇者に近いのは、この2社ではないかと個人的には思っています。
それでも真の覇者は新興企業だろう
ただ、それよりも次のAI時代の覇者になる可能性が高いのは、まだ存在していない企業のどれかだと思います。
歴史的に見て、新しい産業が生まれた場合、そのトップに立つのは新興企業だからです。
私が想像もつかないようなとんでもない技術で、あっと世間が驚くようなプロダクトを作るんでしょう。
例えば、イーロンマスクが率いるNeuralinkは、脳とコンピューターを直接繋ぐことを目指しています。
この会社が成功すれば、今の人類は目で多くの情報をインプットしていますが、そのインプット方法に大きな革命が起こるはずです。(アウトプットは言わずもがな)
私は詳しくないですが、例えば目で覚えるよりも、数十倍も効率よく何かを覚えることができたり、思考が加速したりすることもあるかもしれません。
この会社がAIを活用して何かすることだって可能性があります。
このように、どんな角度からAI革命が起こるのかはわかりません。けど、登場した時に「これだ!」とピンとくるように、今から色々妄想を膨らませたいと思っています。
凄い発明の登場が今から楽しみです。
終わり。