「暇じゃないけど時間は作れる」状態を作る
私が30代に入ってから頑張っていることは、できるだけ忙しくない状態になることです。
「暇じゃないけど、時間は作れる。」状態です。
これが30代が実践するのは非常に難しい…。
普通に30代を生きると、何か突発的なイベントが発生しても「そのイベントに参加する時間が作れない」のです。
けど、時間が作れない状態だと、自分の一日の時間がほとんどアウトプットのみになり、能力を伸ばすのが難しくなります。つまりジリ貧になります。
貧すれば鈍する。
という諺があります。
貧乏になると生活苦に煩わされて物事の判断が鈍ったり卑しい考えに流されやすくなったりすることを指します。
ですが、私は、この諺は金銭的なもの以外の意味も含まれると思います。
それが
(時間を)貧すれば(チャンスが)鈍する。
です。
例えば、もしあなたがずっとアフリカ旅行に行きたいと思っていた時に、急に何かの景品が当たって、アフリカのサバンナに行けるチャンスが舞い込んできたとします。
その時に、仕事があるから行けない。
最低でも旅行で、三日かかるけど、有給が取れないから行けない。
となると、せっかくのチャンスを逃してしまいます。
これは大袈裟な例ですが、このような小さなチャンスが日常生活には沢山あります。
ちょっと興味がわいた本があったけど、忙しくて本屋に行けず、読みたいという情熱が冷めてしまった経験がある人は多いのではないですか?
これは、ものすごい損失です。
本は、読みたいと情熱を持てた時が本を読む大チャンスです。
読書は、この世界でも最も投資効率が高い分野の一つですから、逃す手は本来はありません。
でも、忙しいとこのチャンスを、もったいないと思うこともなく逃すのです。
だから、できるだけ、いつでも動ける時間を作る必要があるのです。
ということで「暇じゃないけど、いつでも動ける時間を作る」というのは、ものすごい大変なことですが、一度真剣に考える価値はあると思います。
終わり。