「fault」の使い方完全ガイド:英語初学者向け解説

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はじめに

英語の「fault」は、「過ち」「責任」「欠点」「断層」など、文脈によって意味が変わる多義語です。日常会話からニュース、地学の専門用語まで幅広く使われるため、使い方を正しく理解しておくことが大切です。本記事では、「fault」の意味や使い方、よくあるフレーズを例文とともに詳しく解説します。

「fault」の基本的な意味

1. (名詞)過ち、ミス、責任

  • It’s not your fault.(それはあなたのせいじゃない。)
  • The accident was entirely his fault.(その事故は完全に彼の責任だった。)

2. (名詞)欠点、弱点

  • Everyone has their faults.(誰にでも欠点はある。)
  • One of his faults is being late.(彼の欠点の一つは遅刻することだ。)

3. (名詞)断層(地学用語)

  • The earthquake occurred along a major fault line.(その地震は主要な断層線に沿って発生した。)
  • Japan has many active faults.(日本には多くの活断層がある。)

よく使われる「fault」の表現

1. at fault(責任がある)

  • He was clearly at fault in the argument.(その口論では彼に明らかに責任があった。)
  • No one was at fault.(誰にも責任はなかった。)

2. find fault with(~に文句を言う、あら捜しをする)

  • She always finds fault with everything I do.(彼女は私のすることすべてに文句を言う。)
  • Stop finding fault with others.(他人のあら捜しはやめなさい。)

3. to a fault(やりすぎるほど)※ややフォーマルな表現

  • He is generous to a fault.(彼は度を超して親切だ。)

4. fault line(断層線、意見の分断線)

  • The political debate revealed deep fault lines in society.(その政治論争は社会の深い分断を露呈させた。)

「fault」と「mistake」「blame」「defect」の違い

単語意味例文
fault過ち、責任、欠点It was my fault.(それは私の責任だった。)
mistake間違い、誤りI made a spelling mistake.(スペルミスをした。)
blame責任、非難(動詞としても使う)Don’t put the blame on me.(私に責任を押しつけないで。)
defect欠陥、不具合(機械や製品など)The product has a defect.(その製品には欠陥がある。)

まとめ

「fault」は「過ち」「責任」「欠点」「断層」などの意味を持ち、「at fault」「find fault with」「to a fault」などのフレーズでよく使われます。「mistake」「blame」「defect」との違いを理解することで、より正確な英語表現が可能になります。

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