はじめに
英語の「familiar」は、「よく知っている」「親しい」「見覚えがある」といった意味を持つ形容詞です。日常会話やビジネスの場面でも頻繁に使われる単語ですが、「be familiar with」と「be familiar to」の使い分けに注意が必要です。本記事では、「familiar」の意味や使い方を例文とともに詳しく解説します。
「familiar」の基本的な意味
「familiar」は、「よく知っている」「親しみのある」という意味で、主に以下のような使い方をします。
- 「~に精通している」「~をよく知っている」(be familiar with + 名詞)
- She is familiar with this topic.(彼女はこの話題に詳しい。)
- Are you familiar with this software?(このソフトウェアをよく知っていますか?)
- 「~によく知られている」(be familiar to + 人)
- His face is familiar to me.(彼の顔には見覚えがある。)
- This song is familiar to many people.(この曲は多くの人にとってなじみがある。)
- 「親しい」「打ち解けた」
- We have a familiar relationship.(私たちは親しい関係にある。)
- He spoke in a familiar tone.(彼は親しみのある口調で話した。)
「familiar」の使い方と例文
1. 「be familiar with + 名詞」(~に精通している、~をよく知っている)
「be familiar with」は、「何かに詳しい」「知識がある」という意味で使われます。
- I am familiar with Japanese history.(私は日本の歴史に詳しい。)
- She is familiar with how the system works.(彼女はそのシステムの仕組みをよく知っている。)
2. 「be familiar to + 人」(~にとってなじみがある)
「be familiar to」は、「何かが誰かにとってなじみがある」「見覚えがある」という意味で使われます。
- His voice is familiar to me.(彼の声には聞き覚えがある。)
- This place looks familiar to me.(この場所には見覚えがある。)
3. 「familiar + 名詞」(親しい・馴染みのある)
名詞を修飾して「親しい」「馴染みのある」という意味を表します。
- He gave me a familiar smile.(彼は親しみのある笑顔を向けた。)
- This restaurant has a familiar atmosphere.(このレストランには馴染みのある雰囲気がある。)
「familiar」と「known」「aware」の違い
「familiar」と似た意味を持つ単語に「known」や「aware」がありますが、それぞれの使い方が異なります。
単語 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
familiar | よく知っている、親しみがある | I am familiar with this topic.(私はこの話題に詳しい。) |
known | 知られている | He is known for his kindness.(彼は親切なことで知られている。) |
aware | 気づいている、認識している | I am aware of the problem.(私はその問題に気づいている。) |
まとめ
「familiar」は「よく知っている」「親しみがある」という意味を持ち、「be familiar with + 名詞(~に詳しい)」と「be familiar to + 人(~にとってなじみがある)」の使い分けが重要です。また、「known」や「aware」との違いを理解することで、より適切な表現ができるようになります。
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