新しいことを始めるコツは、準備不足で始めちゃうこと

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何か新しいことを始めたいと思う人は沢山いますが、願望だけで終わってしまったり、途中で挫折してしまうことが多くあります。

私は、新しいジャンルに挑戦することにほとんど抵抗がありませんし、ある程度自分で納得いくレベルまで挫折せずに続けることができます。

と言うことで、今回は、私が新しいことをやる時に、意識してやっていることを書いてみます。

準備不足(準備なし)で走りきれ

私が意識的にやっているのは、ちゃんと準備しないで、いきなり、一通り(区切りがつく所まで)やってみることです。

「え?ちゃんと勉強して、万全に準備してからするんじゃないの?」と言いたくなりますが、これは順番が逆だと思っています。

一度もやったことないのに、どうやって自分に必要なものがわかるんですか?」ってことです。

例えば、あなたがもし起業のためにプログラミングを覚えたいなら、アプリの作り方が書かれているプログラミング本を買って、いきなりその本に書いてあるサンプルアプリを作ってください。

アプリを作る前に、資格の勉強をしたり、基礎を勉強するなど、遠回りをしてはいけません。

一回、知識ほぼゼロの状態から、サンプルアプリを作ると、自分に何が足りないのか、何がわからないのかがわかってきます。そこから、必要な知識をチョイスして補強していけば良いです。

ちょっと分かりにくいですかね?マラソンの方が分かりやすいかもしれないです。

あなたが10キロの市民マラソンに参加したいなら、「兎にも角にも、まずは10キロ走ってみようぜ」と言うことです。

最初に10キロ走ってみれば、「自分がどのくらいの速さで走れるのか」「現状はどのくらいの距離が走れるのか」「完走するには、あとどのくらい体力が必要なのか?」「完走するためには、どんな道具が必要なのか(長距離用シューズがいる)」が一目瞭然になります。

それを、まだ10キロちゃんと走ったこともないのに、先に高いランニングシューズを買ったり、体の一部分だけを集中的に鍛えても効率が悪いですよね?

だから、何か始めるときは、まずは準備なしでやっちゃうのが良いのです。

(運動しないよって人は、RPGゲームだとわかりやすいでしょう。レベル上げもそこそこに、実力が不足している状態で、どんどんゲームを進めてしまうのです。それで途中で全滅したら、そこで初めて必要な防具を揃えたり、必要なレベルまで上げるのです。こうすれば無駄な行動をせずに済みます。)

最初が一番しんどいから、あとが楽

さらに、準備不足でまずは一通りやることのメリットは、最初が一番大変で、後からどんどん楽になることです。

先ほどの例のマラソンなら、最初はシューズはランニング用じゃないし、体は鈍っているし、ペース配分もわからないし、とにかくしんどいです。そのしんどい思いによって、どうやったら次に自分が楽できるかを真剣に考えるし、不足しているものが鮮明になります。

そして、その準備をしっかり整えるので、次やる時は最初に比べて精神的に楽になっています。

これは、新しいことを継続するときに良い効果を発揮します。

現代は情報が邪魔

そう考えると、現代って、新しいことを始めるには厄介な時代です。

だって、ちょっと調べればどんどん情報が入ってくるし、完璧主義者なら、まだ準備が整っていないと思って最初の一歩が踏み出せなくなります。

昔なら、情報が全然ないので「あんまり調べてもわからないし、まぁ、とりあえずやってみるか」ってなったと思うんです。

あと、SNSの発達で、今の人は異様に他人の目を気にするようになってますから、何か始めた時の、自分の惨めな姿を晒したくない!と思ってしまいます。

この心理的な障壁を取り除くのが、現代で新しいことを始めるコツだと思います。

まとめ

ということで、最初は準備なしでやってみることのメリットがわかってもらえたでしょうか?

この世界には、

Just do it!

という、素晴らしい言葉が既にあります。

とにかく、やってみよう!

終わり。

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