続・AIに代替されないものとは?

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AIに代替されないものとは?」の続きです。

前回の記事では、AIが普及しても人間にしかできないこととして「責任」を紹介しましたが、今回はもう一つ、本命として挙げたいテーマをお話しします。

褒める・認める

それは、「褒める・認める」ということです。

この「褒める・認める」行為は、人間性と究極的に結びついている(人間だからこそ意味がある)ので、AIには絶対に代替できません。

私たち人間は、承認欲求の塊です。誰かに賞賛され、認められ、褒められることで、喜びを感じる生き物です。

しかし、何でも手に入るようになった今の時代でさえ、「褒められる」ことが圧倒的に不足しています。

SNSで高級時計や高級車などを頻繁にアピールする(本物の)お金持ちを見かけることがありますよね。私自身、最初は「なぜわざわざそんなことを?」と疑問に思っていました。でもじっくり考えると、彼らの根底には「もっと認められたい」「褒められたい」という強い承認欲求が働いているように感じます。

お金は、時流に乗れば意外と誰でも稼げるものですが、「尊敬される」「褒められる」ことは、運任せにはできません。人望や人間力を磨く必要があり、正直、お金を稼ぐことよりも何十倍も難しいスキルだと思っています。

だからこそ、「誰かを褒めること」、あるいは「褒める・褒められる機会を提供するプラットフォームやサービス」などは、これからの時代、残るどころか、ますますニーズが高まるでしょう。

もし将来、AIが私たちよりも遥かに仕事ができるようになったら、私たちはどのように自尊心を保つでしょうか?多くの人にとって、簡単なことではありません。

そう考えると、AI時代だからこそ「褒める・褒められる」能力や場所がとても重要になると感じます。

終わり。

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