株式市場は野外音楽フェスだ

資産運用
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私は、2024年11月28日現在、アメリカの株式市場は高くなりすぎていて、買うなら日本株が良いと考えています。

実は私は、数年前からずっと同じように考えており、その間もアメリカ株はずっと右肩あがりです。

つまり、私の予想は外れ続けています。

それでも、なんで私が上がり続けるアメリカ株より、停滞している日本株の方が良いと思っているのか?

それは、株式市場は野外音楽フェスだと思っているからです。

野外音楽フェス

みなさんは野外音楽フェスに行ったことはありますか?

音楽フェスは、複数の音楽ステージがあって、同じ時間に別々のアーティストが出演します。

一番大きなメインステージでは、目玉の人気アーティストが出演します。

面白いことに、音楽フェスでは、メインステージ以外のステージでも人気が劣るアーティストが同じ時間に演奏しているのです。

想像してください。

A.誰もが知っている超人気アーティストのメインステージ

B.歌唱力と音楽に定評はあるけど、人気はそこまでないアーティストのステージ

あなたは、どちらか見に行くなら、どちらに行きたいと思いますか?

おそらく、Aの超人気アーティストのステージに行きますよね?

それで、その超人気アーティストの演奏が終わった後に、もしBのアーティストがまだ演奏をしていたら、その時やっとそのステージの演奏を見に行くはずです。

株式市場は、これと同じです。

マグニフィセント7と生成AIのメインステージ

現在、株式市場のメインステージでは生成AIブームが起きており、世界中がこのステージに熱狂しています。

生成AIを制覇したものは今後の世界を制するのですから、熱狂度も尋常じゃありません。

つまり、この生成AIブームが終わるまで、他の市場に資金は集まらないはずです。

つまり、日本株のような割安株は、メインステージの演奏が終わるまで待つ必要があるのです。

じゃあ、生成AIブームが終わるまではアメリカ株にいて、終わったら日本株のステージに移れば良いじゃん?と思うでしょうが、音楽フェスを思い出してください。

前列でアーティストの演奏を見るには、皆が集まる前にステージの前に並んで待つ必要があります。

後から行くと、一番良い場所(一番儲かるタイミング)は誰かに取られています。

だから、「株の儲けは我慢料」とか「株式市場は、せっかちな人から忍耐強い人へとカネを移す装置だ」などと言われるのです。

ということで、「株式市場は野外音楽フェスだ。」と思っておくと良い投資ができる思います。

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